日本公開決定!ヒックとドラゴン3(How To Train Your DRAGON;The Hidden World)を見てきました【ネタバレなし感想】
(2019.03.31リライト)
大好きなヒックとドラゴンシリーズの3を見てきました!!!
ヒックとドラゴンはもう大好きで大好きで大好きなシリーズ。
1は日本で、2はインドネシアで、そして3はブラジルで見られるというなんという奇跡!!!日本は未だ3の劇場公開があるか決まってない状態…でも雑誌などに2019年夏公開という情報が出ているというのもネット上で見たので、劇場公開があることを信じて!!帰国したらもう一回見るぞと言う気持ちで!!ネタバレなしで感想を書いていきたいと思います!テンションが高いのでちょっと危ないですが慎重に…
日本での公開が決定したようです!!
change.orgでヒックとドラゴン3の公開を求める署名の発起人の方が東宝東和から公開決定の連絡を受けたそうです!!やったー!!
公開日はまだ未定ですが今から楽しみです!!
公開日が決定しました!!!
12月20日!!クリスマスシーズンですね!
GAGAが宣伝、劇場営業は東宝東和らしい。配給に関するくわしいことはわからないけど、今後2019年以降のドリームワークス作品は全て日本でも劇場公開する方針だそうです!
ヒックとドラゴン3(How To Train Your DRAGON;The Hidden World)映画概要
ドリームワークスヒックとドラゴンシリーズの3作目であり最後の作品です。1の公開は日本で2010年、2が2014年公開ですね。1はアカデミー賞アニメ部門にノミネートされましたが、残念ながらトイ・ストーリー3がオスカーに輝きました。2はゴールデングローブ賞を受賞しています。
原作はイギリスの児童文学作家クレシッダ・ゴーウェルの児童小説です。
1は対立する人間とドラゴンの関係性が一人の少年によって変わっていく様を。2は家族と許しについて描かれていました。今作は愛する者の幸せでしょうか。
『僕が子どものころ、ドラゴンがいた』というヒックの語りで始まるこの予告だけですでに泣けます。
あらすじ
前作から1年後。ヒックと仲間たちはドラゴンハンターから多くのドラゴンを救い、バーク島へ連れ帰っていましたが、それによりバーク島ではドラゴンがあまりにも増えてしまっていました。そこでヒックは、生前ヒックの父親であるストイックが彼に語ったドラゴンたちの“Hidden World”を探し出すことを思いつきます。
一方その頃、捕えられた白いナイトフューリー(ライトフューリー)が悪名高いドラゴンハンターグリムルの手に渡ります。グリムルはトゥースの存在を知り、彼を捕まえるためにライトヒューリーを使っておびき出すことを考えたのでした。
ある日、トゥースはバーク島の森でライトフューリ―を見つけます。トゥースとライトフューリーはすぐに仲良くなりますが、ライトヒューリ―が物陰に隠れるヒックの存在に気が付き逃げてしまいます。翌日、ヒック、タフ、トゥースは一緒に同じ森に出かけるも、そこでグリムルの罠を発見します。その夜、ヒックの家にグリメルが侵入、トゥースを捕まえることは失敗しますが、ヒックの家、そしてバーク島の大部分を焼き払って逃げたのでした。このままではバーク島が危険であると感じたヒックは村人を集め、ドラゴン達をハンターから守るため、みんなでドラゴンの“Hidden World”をさがす旅に出ようと話します。
あらすじって自分で書くの難しいね…
わたしがヒックとドラゴン3をめちゃくちゃ大好きなわけ(感想)
話の本筋に直接かかわらない大好きポイントを、ネタバレなしで書いていきます!
①画面がめちゃくちゃ美しい
映画館へ行く前にしっかり1,2を復習していったんですがやっぱり映像が全然違う!しかも今回はドラゴン過密になったバーク島。細部までめちゃくちゃ細かい。すべてが動いてる(当たり前)!そしてもちろん“Hidden World”も美しい。2でValkaが暮らしていたドラゴンの島は自然豊かなイメージでしたが、今回はドラゴンたちの隠れ家なので洞窟の中ですね。前回の美しい氷のエメラルドグリーンも独特だなあと思っていましたが、今回の”Hidden World”の色遣いも予告編で見ると一見派手ですがとても美しかったです。そういえば今回3Dで見たんですが、全然違和感がありませんでした。基本的に3Dは疲れちゃってはずしたりしながらじゃないと見られないんですが、今回は一度も外しませんでした!これは私の中ではなかなかすごいこと。
②過去作を思い起こさせる演出
見ている中で、あれ…これは…というシーンがチラホラあります!
私がすごい好きだったのは、1でストイックがトゥースを連れてドラゴンの巣を探しに行くのを見送るヒックにアスティが声をかけるシーンに似たところ。本編にかかわるので詳しく話せませんが、絶対好きな人が見たら「ここか!」ってなると思います。
あと、これも言えないけど1の名シーンともいえるヒックがトゥースの頭に手を置くところもある…あるけど…あるんだよ!!!!ここは本当になるほどこうなるかと思ったしすんごいよかったです。泣いた。
全然まともなことが言えてない(笑)
②映画の合間の時間を感じられる演出
1と2の間には5年、2と3の間には1年の歳月が流れている設定なんですが、その間にあったできごとを感じる演出がすごく好きです。例えば、1ではヒックたちが村の子どもとして大人たちから声をかけられます。ヒックたちより小さい子どもは全然出てこないんですね。しかし2はヒックたちより小さな子どもが出てきます。直接の関わり合いはないんですが、ドラゴンレースに歓声を挙げたり、ヒックとアスティがキスをするのを興味深そうに見ているところをゲップに目隠しされたりしています。そして今回はヒックたちが直接子どもに話しかけているシーンがあるんです。1~3の間でヒックたちの村での立ち位置が変わっていくことは本編からもちろんわかるんですが、モブキャラとの関わりでもそういった変化を感じられるのがとてもいい!!
③ヒックとアスティカップルが尊い
こんな素敵カップルになるなんて1からは全然想像できなかったな…本当に好き…
1からは想像できないほどヒックにデレデレな2のアスティがめっちゃ好きだったんですが、そのデレデレ期間を経た3の強気なギャルみたいなアスティもだいぶ良かったです。2ではあまり感じなかった、本来のヒックは気が弱いけれど心優しい、アスティはクールで勝気な性格が関係性にも現れてました。すごいいいなと思ったのが、アスティがトゥースのよだれで汚れたヒックの義足を持った後、汚れた手をヒックの服で拭いたとこ…わかる…その気持ちめっちゃわかるしだいぶ気を許してる…。2も似たシーンがあるんですが、その時は一人で「ウェー」ってなるだけなので、より仲良くなっている感じがしますよね。あと、これは予告編でも見られる村の会議のシーンなんですが、ヒックが話しているときに村の人たちが騒がしくなるんですね。そこでアスティがテーブルにガンッと斧を下して「ヒックに話をさせろ」って言うんです。男前すぎるでしょ。それでこそアスティ。
予告を見ただけで結構想像が出来ると思うんですが、映画後半はヒックとアスティカップルが好きな人には嬉しいシーン目白押しです。言いたい。尊い。
④男前すぎるお母さん
2でバーク島に戻ったヒックのお母さんヴァルカ。バーク島がドラゴンと共生するようになる前から、ドラゴンと共に暮らしていただけあってはちゃめちゃに能力が高いです。ピンチは一人で回避できるし、仲間がピンチの時も助けてくれるのはお母さん(笑)完全に立ち位置が戦隊モノにいる主人公と人気を二分する二枚目。しかもそれだけでなくコミュニケーション能力もめちゃくちゃ高い!ヒックが悩んでいるときにそっとアスティの背中を押すのはお母さんだし(息子の彼女への対応が常に神)、ほかのメンバーにも優しい言葉をかけてくれる。しかし決して前にはでない。有能すぎてびっくりします。しかも声優はケイト・ブランシェット。何もかも完璧。このヴァルカ&アスティの最強女子二人に守られてるヒックという図がめちゃくちゃいいです。
まだまだ話したい
ヒックとドラゴンのクリスマスショートムービー"Gift Of the Night Fury"
3見る前に必ず見ましょう。まさかクリスマスショートムービーが噛んでくるとは…
このショートムービーは1と2の間のクリスマスのお話です。このショートムービー普通に面白いしトゥースが可愛いのでそれだけで全然見る価値はあるんですが、なんと3ではそこそこ重要な話のときにこの時の出来事が出てきます!「え、そんなことあった?」ってならないためにも見ておくのがいいと思います!Netflixで「ホリデイコレクション」と検索すると出てくるドリームワークスのショートムービーコレクションの中にあります。
エドシーランの主題歌“Castle On the Hill”
Ed Sheeran - Castle On The Hill [Official Lyric Video]
予告編で今回の主題歌エド・シーランなの!?ってびっくりしましたが、映画では流れませんでした。1、2同様ヨンシ―でしたよ~それはそれで安心した。
で、このエドの楽曲、歌いだしがなんと"When I was 6 years old, broke muh leg"
え、ヒックじゃん…ってなって一気に好きになりました(単純)。
楽曲自体は2017年リリースなのでこの映画の為に作られたわけではなさそうです。それでも映画にはあってると思います!エドシーランはすごい。
ここまで書いてきてネタバレもやりたくなってきましたがそれはまた今度にします!
もう一回見に行きたいなあ。本当にこんなに長い間愛せる作品に出会えてよかった!10年もありがとうと言う気持ちです。そしてこのめちゃくちゃ素晴らしい作品の日本での公開を切に願っています!!
日本でもう一度見られることを楽しみにしています!!