【日本語教室活動アイディア】ブラジル日本語センターのアソシエーションカード【継承日本語】
ブラジルで日本語を教えているので、日本語教育の話もしていきたいなと思います!
今日はよく学校でお世話になっているひらがなとカタカナのカード!
わたしは学校では通常の大人クラスの他、5才から9才までの子ども達の授業も担当しているのですが、このブラジル日本語センターが出しているアソシエーションカードがとっても役に立っています。
ひらがな
カタカナ
このアソシエーションカード、ポルトガル語単語と対応しているんです。
たとえば「あ」ならパイナップルを意味する単語、Abacaxi(アバカシ)
「い」なら教会を意味する単語、Igreja(イグレージャ) という具合です。
このカードを使えば、絵を表す言葉がポルトガル語でわかりさえすればひらがなやカタカナが連想できます。
ひらがな表、カタカナ表はもちろん、文字一つずつのB5サイズのカードがあるんですが、それが使える!
表には絵と文字、裏には文字だけが書いてあります。
絵のついたカードで一文字ずつ確認したあと、絵がないほうでもう一度言わせるととてもスムーズですし、子供にとってもストレスが少ないように感じます。
わたしの学校にはひらがな表カタカナ表がなかったので、日本語教師御用達のいらすとやさんの力を借りて作りました。
ひらがな表
カタカナ表
白黒でコピーをして子供に色塗りをしてもらい、おうちの壁にはってもらっています。
また、厚紙にカラーコピーしたものをひとつひとつ切り取ってカルタにしたり、二枚組にすれば神経衰弱ができたりします。子どもにとって1時間ずっと集中し続けるのは難しいので最後の20分はこうした遊びを取り入れています。
日本で売られているひらがな表やカルタはもちろん日本語の単語と対応しているものばかりなので、それにくらべるとブラジル人の子どもたちにはハードルが低いんじゃないかなと思います!そして、なぜかうちの生徒たちは「ん」が出てくると絶対頭抱えて「ん~~~!!!」って絵と同じポーズをやってくれるのが可愛すぎるのでおすすめです!!(超私情)
こんな感じで使っている日本語の教具や教材なども少しずつ紹介していきたいなと思います。だんだんととっ散らかったブログになってきていますがこれからもよろしくお願いします。