金平糖の降るところ.com

【Argentina】老舗タンゲリアでアルゼンチンタンゴを見てきました【Buenos Aires】

アルゼンチンで有名な伝統芸能のひとつと言えばアルゼンチン・タンゴ。

 

タンゴは、1880年頃、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスと、ウルグアイの首都モンテビデオに挟まれて流れるラプラタ河が、
大西洋にそそぐ河口地帯の両岸で生まれた。
当時、ブエノスアイレスの此の地帯は、新天地を求めて来た移民者がひしめき、雑然とした港町(ボカ地区)であった。
さまざまの人種が共存しているフラストレーションのはけ口として、男同士が酒場で荒々しく踊ったのが、タンゴの始まりである。
次第に、娼婦を相手に踊るようになり、男女で踊るタンゴの原型が出来ていくが、
当時の新聞は、酔漢達やならず者が踊る下品な踊り、と非難した。
しかし、タンゴはそうした批判にもかかわらず、ブエノスアイレスモンテビデオの下層階級を中心に、日増しに人気を得て行った。     

アルゼンチンタンゴの歴史 アルゼンチンタンゴ・ダンス協会

 

ということで昨年1月に行ったタンゲリア “ El Viejo Almacen (エル ビエホ アルマセン) ” と12月に行った“ Bar Sur (バー スール) ” を紹介したいと思います。

 

El Viejo Almacen (エル ビエホ アルマセン)

アクセス

予約するとホテルまでの送迎がつくので安心です。

 

どんなお店?

 

タンゲリアを探そうとネットを見てみると絶対出てくる超老舗のタンゴハウスです。

wikipediaもあります。

www.viejoalmacen.com.ar

一時期廃れたそうですが、それでも世界中のタンゴ愛好家が集まるようなお店なんだそう。

私たちはネットでCENA SHOW TRADICIONAL(100USドル)のチケットを購入しました。夕食+タンゴショーです。

夕食の会場とタンゴショーの会場は別ですが通りを挟んですぐでした。

夕食のメニューはこんな感じ。確か前菜・メイン・デザートともにいくつかのメニューから選べたはず・

前菜。

メイン。アルゼンチンに来たからには肉を食べなきゃ。

女性にはなかなかしんどい量だと思います(笑)

デザート。

 

食事が終わったらタンゴショーの会場へ移動します。

2階席まであり100人くらいは入れるような会場です。

そしてなんと席は当日予約したにもかかわらず、ステージ正面2列目という素晴らしい席!

どうやらこの日はお客さんが少なく、通常のチケットでVIP席に座らせてもらえたようです。別日に行った友達は二階席だったと言っていました。

タンゴはもちろん、途中でアンデス音楽の演奏もありました。

何人くらいダンサーや歌手が所属しているのかわかりませんが、衣装も次々に変わりますし、男性だけのタンゴもあったり、歌がメインの時もあったり、とにかく全く飽きない2時間でした。あのダンサーのお姉さんがきれいだったねえとか、背筋がすごかったとか、あのお兄さんは迫力があったとか、ダンサー一人ひとりがしっかり認識出来る程に近い席で本当に楽しめました。

 

Bar Sur (バースール)

f:id:shokonoblog:20190120105409j:plain

アクセス

どんなお店?

www.bar-sur.com.ar

チケットのオンライン予約はこちらから。

www.bar-sur.com.ar

チケットは食事つき1900ペソ、食事なし1200ペソです。

El viejo armacenに比べるとだいぶお手頃価格!

 

Bar Surはウォン・カーウァイ監督の映画『ブエノスアイレス』に登場したタンゲリアとして有名です。

www.youtube.com

私たちは10時入店予定のチケットを買ったんですが、なんだかんだ到着したのが10時20分ごろ。11時入店に変更してもらえないかと頼んだんですが大丈夫大丈夫と中に入れられました。特に何も始まっていなかった…どういうシステムなのかあまりわかりませんでした(笑)

f:id:shokonoblog:20190120110135j:plain

 

特にステージなどはなく、バーのフロアの端にテーブルと椅子が丸く囲む形で置かれており、ダンサーはフロアの真ん中で踊るスタイルでした。

私たちが遅れたからなのか、いつもそうなのかはわかりませんがダンサーはカップル一組だけでした。最初の30分くらいはダンスを見て、残りの時間はみんなでダンスのステップをおしえてもらいました。これはこれで楽しかったです!もう忘れちゃったけど。

印象的だったのが、ダンサーの男性が中国系の方だったこと!そしてお客さんに中国人の男の子二人がいたこと!お客さんの二人は店内に貼られていた映画の写真を喜んで撮っていたので映画ファンなのかなと思ってみていました。聖地巡礼、楽しいよね…(勝手な妄想)

 

みんなで飲んだり踊ったりして12時くらいにタクシーを呼んでもらって帰りました。

最後までシステムがわからなかったよ。でも映画ファンにはとってもおすすめです!

 

 

最後に

ブエノスアイレスにはほんとにたくさんのタンゲリアがあり、箱の大きさも値段も様々です。大きなタンゲリアに行ったことはないのでわかりませんが、小さい箱だとやっぱりアットホームな雰囲気があるのでいいなと思いました。紹介した2つだったらEl viejo armacenのほうが私はオススメです。ブエノスアイレスに行く機会なんてそうそうないので、少しお高くても心に残る体験にしたいですもんね!ブエノスでのタンゲリア選びに少しでも参考になれば嬉しいです!

この記事をシェアする